気が付く娘と、気が利かない夫
どうも、俺です、社畜です。
はい、嫁が恒例の月一体調絶不調の時期が参りましたので、俺が活躍しなくてはいけません。
ちょうど休みだったので、洗濯して、干した後、昼前に買い物に出かけ、昼飯と晩飯の材料を購入。
いそいそ帰ってくると、何やら床がちらほらゴミが落ちているので掃除機をかけ。
リビングでうなだれている嫁に話しかけるも、しんどいのか無反応。
さみしい気持ちを抱えながらそっとテレビをつけゲームを始める俺。(そこの姿勢はいつもと変わらない)
食欲ない…という嫁に、
でも、薬飲みたいならなんか食べなきゃ!といそいそお好み焼きを焼き始める俺。
もちろん豚玉だ。
「重い…」と呟きながら食う嫁。
薬を飲んで横になった嫁を見届けながら、洗い物は夕飯の支度の時にやろうと、洗い場の隅にかためる俺。
そっとテレビをつけゲームをリスタートさせる俺。(死にかけの嫁を横目に強靭なハートの俺)
ふじがぎゃーきゃー鳴き始めたので、ちゅーるの時間か…とちゅーるを差し出す俺。
さぁ、晩飯の支度すっか!と米を炊く。
今日は天丼だよ!と凍らせておいた卵と大葉を取り出す俺。
卵を生卵のまま凍らせて、取り出して皮むきして、衣をつけてじゅわっと揚げると、黄身が濃厚でクリーミーになることを、食戟のソーマで読んでいたので実践する俺。
嫁を叩き起こし、夕飯。
「重い…」と呟きながら食う嫁。
卵は思った以上にクリーミーで美味かった!
っていうか
嫁が体調絶不調なのに昼も夜も重めのご飯出す旦那ってどうなのよ!?
俺が風邪の時とか、消化にいい料理作ってくれたんだけどね、嫁。
一緒に梅のおかゆとか食べてね。
好きなもの食えばいいのに、お前もおかゆなんか食わなくっても…とかね。
なのに、俺
自分が食べたいもの作って嫁に食わすとか!
案の定、嫁、食いきれず、ダウン。
気の利かない男、まだまだ絶賛成長中だ!
フジは嫁に気を遣っているのか、おやつが欲しい時以外はリビングでおとなしく待機してました。
なんだかフジのほうが賢いな…。
「油くさい…」
と嫁が気分を悪くしたようなので、喚起。
ここでもフジは外の警備を強化しつつ(にゃるそっく)
優しい表情でかあさんを見守るのでした。
よくできた娘だ事…(涙)
相変わらず成長の兆しが見えない俺…(精進せぇよ)