ツンデレ猫と辛辣な嫁と社畜の俺。

猫はツンデレーション。嫁は辛辣中の辛辣。そして社畜な俺の織り成すアットホームな日常をお届けします。

離乳食への道のり~クラッシャー嫁降臨~

どうも、俺です。社畜です。

 

 

嫁に、「あんたの作るチャーハンは日本一だ」と絶賛されます。

炊き立ての白飯、卵、刻んだ白ネギに味付けは塩のみのシンプルチャーハン。

結局ね、シンプルが1番うまいんすよ。結局ね!(自慢げ)

やたら褒めるから。俺も調子にのるじゃない。

でもやたらに褒めるから、こいつ俺のこと持ち上げて晩飯作るのさぼってるだけなんじゃねーか、と気づいてきました。

素直に受け止めてたら危うく週4で俺作チャーハンになりかけました。

 

 

そんな今日この頃の猫ブログ。

 

フジも生後3週目に突入しました。

 

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嫁作段ボールハウスからご登場

 

すこ~し歯が生えてきたかなぁ?まだかなぁ?な時期。

ミルクもすっごい飲むんだけど、なんだか足りないご様子で、ミルクをやってもやっても鳴き続けるようになりました。

 

「お?これはそろそろ離乳食デビューなんじゃないか?」

 

大体生後3週目~4週目の歯が生え始めた頃が離乳食OKになる時期。

フジのミルクを買うついでに、子猫用のペースト状ご飯と、子猫用のカリカリをスーパーでもう買って準備してあったので、さっそくペースト状のご飯をあたえてみることにしました。

 

指先にペーストご飯を少しつけ、フジに近づけてみると

クンクンクン!と匂いを猛烈に確認、迷うこともなく、パクリ!

 

おおおおおおぉおおぉおお!食った!

 

もっとくれ、はよくれ、と催促するかのように体がうねうねとするフジ。

 

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余裕でペロリにゃ!

 

なんか、もっと離乳食与えるのに苦労すんのかなぁとか思ってましたが、すんなり食ってくれて一安心。

ふーちゃん、いやしんぼだな!誰に似たんだか!

今、真後ろのリビングで寝そべりながら、きのこの山ずっとぼりぼり食い続けてる奴に似てしまったんだな!はしたない!

似なくていいんだぞ!そんなところは。(嫁はきのこの山派)

 

すぐに離乳食に移行するのではなく、ミルクとも併用してごはんをあげるようにしました。

ペースト状のごはんも水分を豊富に含んではいますが、フジはまだ水を飲むことができなかったので、水分補給はミルクで補うようにしました。

 

ペースト状のごはんだけでも、種類がたっくさんあるんですね。

まぐろだのささみだのの王道クリーンナップから始まって、カニやらホタテやら海鮮類はやはりスタメンだし、松坂牛なんていう助っ人外国人選手並みのもあったりするじゃない。

 

待って待って、俺ですら食ったことねえから松坂牛!

 

おやつも種類豊富。

もはや今のフジ(現在3歳)はちゅーる1択ですがね。

もうちゅーる見ただけで禍々しいような恐怖にも似た熱い気持ちで必死に食らいついてます。

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じじちゃん(嫁父)にちゅーるをもらってる必死なフジ

 

 

歯が生えそろう生後1か月ぐらいまではペースト状のごはんをあげようと思っていたのですが、ある日俺としたことが(正確には買い物行ってる嫁)ペースト状のごはんを切らせてしまったことがある。

 

どうしようかな…買いに行こうか…カリカリはまだ早いし…とか思いつつ、ググってみることにした俺。

 

カリカリを水またはミルクで浸してふやかしたものを離乳食としてあたえることもできますよ!』

 

さっすが!グーグル先生!

カリカリはまだたくさんあるし、なんならこっちのほうがコスパよくねえ?

なんて思いながらさっそくカリカリを水に浸してふやかしたものをフジに与えてみた。

 

…食べない。

 

あれ?ふやかしがたりないのかな?それとも匂いが気に入らない?

 

今度はミルクでふやかしてあたえてみた。

 

…食べない。

 

え、食べない…。なんで。

 

 

 

フジってグルメなんですよ、ええ。

もう自分が好むものしか一切口にしないので、ご飯もいろいろ変えると気に入らないものは一切口にしません。

高級フードだろうがなんだろうが好みでないものは食べない主義。

 

 

貧乏の子なんだから好き嫌い言わずに食べなさい!

 

なんて言っていると。ふやかしていない状態のカリカリをクンクンしながらパクリ。

 

 

 

えええええぇええぇぇぇえぇ!食った!

 

 

ものすごい食べづらそうにしながら口をもごもごさせて必死でカリカリを食べるフジ。

 

「あれ~?もうカリカリもいけるんじゃねえ?」

 

 

こう思ったのが甘かった。

確かにカリカリを食べれるようになったものの、まだ歯が完全に生えそろっていないのでむしろ丸呑みをしている状態なのだ。

猫は基本的にごはんの大体を丸呑みをしながら食べるそうなのだが、うまく消化できない子猫にとっては内臓機能に負担がかかってしまいます。

子猫用のカリカリは粒が少し小さい形状ではありますが、まだまだ子猫真っ盛りのフジにはやっぱり大きい。

 

そんな状況で、やっぱりグチグチ言わずにペーストご飯を買いに行こう…(※この当時住んでいた物件がスーパーからかなり遠かったので渋る俺ら引きこもり夫婦)

そう思いながら支度していると、うちのサディスティックな嫁が麺棒を取り出し、

 

 

「粉々に砕きゃいいんだよ!ちっこくよぉ!」

とぬかしだす始末。

 

ジップロックの袋にカリカリを入れ、まずは伸ばすように潰してみる。

 

「意外と固いんだなこれ」

 

そうだろう。カリカリは固いものだ。

しかも、なかなかカリカリの面にヒットせず、うまくつぶせないのだ。

 

 

 

次に上から叩き潰しはじめた嫁。

 

「おぉ!すげえ潰れる!」

 

ゴン!ごん!ゴス!とでかい音をさせながら潰していく嫁。

 

しかしこれもうまくカリカリの面にめがけて叩かないとうまく潰れないのだ。

しかもうちは集合住宅。とても近所迷惑。

そしてとてつもなく体力を消耗する。

 

 

「だめだ…!こんなことやってたら明日になっちまう…!」

 

そうだろう。とても無駄なことをお前は必死にやっていたのだよ。

 

だが、うちのクレイジーな嫁はあきらめることをしない。

それが長所であり、ものすごく短所で厄介なこともある。今回は後者だ。

何を思い立ったのか、カリカリを入れたジップロックの袋をもう3枚多く重ね補強し、

車のキーを持って走って駐車場にむかっていく。

 

 

おいおいおいおい!まさかじゃねぇ?

 

 

俺のまさかは高確率で的中する。

 

 

うちの車の前輪にカリカリの入ったジップロックの袋を置き、

エンジンON。

 

アクセルをじわぁ…とかけ、

 

袋ごと潰す!

 

 

やった!やっちまったよ!やっぱり!

 

 

 

それだけじゃない。

袋の上からハンドルを右、左と回しさらに潰しにかかる。

 

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クラッシャー嫁、真顔でハンドルを切る。

 

 

うん…お前天才だよまじで…。

 

もうね、そのカリカリはすごくきれいな砂浜の砂みたいに形状残さず粉砕されていました。

 

 

 

 

 

こんなん食うわけないだろうがっ!

 

 

 

 

 

もう、そのままスーパーまで車を走らせました。

だめね、出不精だといろんなアイディアを引っ張り出してでもどうにかして家にこもりながらできることを模索するから。だめだめ。

 

愛しい我が子のためには駆けずり回って走り回れ、ということを再認識させられた出来事でした。