ツンデレ猫と辛辣な嫁と社畜の俺。

猫はツンデレーション。嫁は辛辣中の辛辣。そして社畜な俺の織り成すアットホームな日常をお届けします。

ある日、うちの猫が脱走しまして。

どうも!俺です、社畜です。

 

今日も今日とて雨ですな~。

休みの日に限って雨なんですよね。しかも大雨。

 

俺も嫁も根っからの「雨男」「雨女」なので、

さぁ!どこかへ出かけよう!とすると、さっきまで天気だったのに

突然のスコール。(かなり激しめのやつ)

 

そんでもって行きたかった定食屋とか、カフェが定休日のダブルパンチだったりね。

 

 

ディズニーランド行く日に限って大雨強風で飛行機飛ばない、とか

ユニバに行く日に限って台風直撃とかね。

嵐を呼ぶんですよ!(これはきっと嫁の力)

 

 

もう慣れましたけどね。

だから俺も傘なんかささないんだから!(天候への抗い)

 

 

 

さぁ、そんなこんなで今日の猫ブログですが、

以前ですね、うちのフジが脱走したことがありまして。

 

f:id:mikakashi850223:20180623132537j:plain

シュワッチ!

 

この度の大阪の地震で、

びっくりして家の猫ちゃんたちが脱走したという記事をたびたび目にしまして。

パニックになっちゃったんですね。

もう、飼い主さんの心中は察するに余ります…。

どうか、早く、心優しい人に発見されて、無事におうちに帰れることを願うばかりです。

 

そんな記事を見たときに、

そういえば、フジも脱走したなぁという記憶がよみがえってきまして。

 

あれはフジがこの家にきて7か月たったころでしたかね。

まだ避妊手術もしてなくって、外にも興味津々な時期でした。

 

フジはツンデレで、あまり構ってほしくないタイプの女子でしたが、

俺らが仕事や買い物なんかで家を空けるのを察知すると、にゃーにゃー鳴いて追いかけてきます。

 

たまらなくかわいいんですけどね!

もう悶絶しちゃうんだから!俺ってば!

 

でもそれを振り切って行かなくちゃいけない。

 

当時住んでいた物件は、廊下が長く、リビングにもドアがついているタイプでしたので

しっかり扉を閉めれば脱走する危険性はなかったんです。

 

なのに、ある日嫁が友達からかかってきた電話に夢中になり、ドアが半開き状態に。

そりゃあフジも出て行って嫁についていきます。

 

俺は、ドアが半開きなのに気づき、もしや?と思い後を追うと、

嫁にピッタリついて歩くフジの姿、そしてそれに気が付かず玄関を開けてしまった嫁。

 

 

 

「あああぁぁぁぁああっ!フジが!!!」

 

 

 

俺の雄たけびがあと1秒早ければ…

 

フジは開いた玄関の隙間から、ピュッと脱走したのです!

 

嫁は持っていた携帯電話を投げ捨て(この後携帯故障)フジを追いかける!

俺もあわてて追いかける!

フジは大興奮なのかパニックなのか追いかけられるからか、駐車場をぐるぐる全力疾走!

そのまま、3件となりのお宅の庭先へ逃げ込む!

 

「はぁはぁ…」

 

嫁は戦意喪失したかのよう顔で青ざめた後、号泣。

 

「泣くな泣くな!あそこの庭先にいるんだから大丈夫!」

と健気に嫁を励ます俺。

 

とりあえず勝手に入るわけにはいかないので、フジが逃げ込んだお宅へ声をかけて庭へ入らせてもらうことに。

 

そこのお宅も大きめの猫ちゃんが3匹いました。

家主のおじさんはサーファーか?と思うほどファンキーないで立ちでしたが、フジを助けてくれることにすっごい前向きで助かりました。(のちに仲良くなる俺)

 

探しても、名前を呼んでも反応がなく、おやつ片手にうろうろしていると

物置からかすかな鳴き声が聞こえる!

見てみると、物置と壁のほんの隙間に挟まって、上にも下にも動けなくなっているフジ発見。

 

「よっしゃ!物置どかずでぇ!」

 

とファンキーなおっちゃん指示のもと、少しづつ物置が動く。

俺は腕が入る隙間ができたところでつっこみ、フジを捕獲。

そのままおびえきったフジを抱え、嫁に渡す。

 

もう、フジつぶれるんじゃないかってぐらい抱きしめて、泣きながらおじさんに感謝を述べ、速足でうちへ戻る。

 

いつもは抱っこされるのを嫌いがるフジも、この日ばかりは嫁から離れず、しばらく抱かれていました。

怖かったのかな?

 

今まで外をあんなに全力疾走したこともなければ、足が汚れることもなかったので

その日はお風呂に入り、まったり過ごしました。

もちろん、確認を怠った嫁にはこっぴどく(少しソフトめに)注意はしましたがね!

 

その日のフジは俺からも離れず、常に体が触れ合う距離でいました。

 

f:id:mikakashi850223:20180623133433j:plain

安心するにゃ。

 

この脱走劇から、フジが外へ飛び出すようなそぶりは見受けられませんが、

家を出るときはフジがどこにいるのかをまず確認、扉をしっかり閉め、玄関を開けるときにもう一度振り返って確認、という流れができました。

 

また、今は別の家に引っ越しているのですが、

その物件は玄関と部屋がもう直結なんですよ。

 

玄関開けたら部屋じゃん!やばいじゃん!出れちゃうじゃん!な家。

 

しかしながら、猫OKな物件が探していた地区にはここしかなく、契約しましたが

これではいかん!あの時のあれがよみがえる…!と思い対策しました。

 

「猫 脱走防止」で検索すると、それようの商品が販売されていたりするんですよね。

まぁ、ニーズがあってのことなんでしょう。

 

でもね、お高いんですの。奥様。

 

それに賃貸だから釘打つこともできないし…ってことで、この俺、社畜DIYに挑戦。

完成品がこちら。

 

f:id:mikakashi850223:20180623132550j:plain

 

蛇腹カーテン!

 

周りは木の板を囲って釘打ちし、壁と天井にぴったりはまるサイズを設計。

玄関の上下ともにある段差がストッパーがわりになっているので、倒れたりもしません。

1万円以内で作成することができました。(7割が蛇腹カーテン代)

 

f:id:mikakashi850223:20180623132547j:plain

蛇腹カーテン開けるとすぐ玄関。

 

こいつのおかげで、新しい部屋でも脱走0を記録しています。

 

というか、避妊手術した後ぐらいからかな?

あまり外に出る、ということに興味がなくなったのか、怖いのか、大人になったのか

俺らが家を出るときも追いかけてこなくなりまして。

 

少しさみしいような…とうちゃん…。

 

 

知恵を絞ればなんでもできる!

愛猫のために、みなさんも脱走には細心の注意をはらっていきましょうね!