ツンデレ猫と辛辣な嫁と社畜の俺。

猫はツンデレーション。嫁は辛辣中の辛辣。そして社畜な俺の織り成すアットホームな日常をお届けします。

避妊手術は、嫁に送り出すおやじの気持ちに似ている。

どうも、俺です、社畜です。

 

 

今日は大雨、そして雷がゴロゴロ。

フジもおびえて段ボールハウスから出てきません。

 

最近ずっと蒸し暑い日が続いていましたから、快適とまでは言いませんが

今日の雨で少し気温が下がった気がします。

 

しかしながら嫁が洗濯物がかなりたまっているらしく、

俺の白のワイシャツがない、と朝から切れておりました。

「あんたのワイシャツさえなけりゃ…」などとぬかされ

なにやら俺は肩身が狭い思いをしております。

 

 

さて、今日の猫ブログですが、

 

フジはもう避妊手術をすませているので、発情期にみせる行動はとりません。

避妊手術を済ませていても軽く残ることがあるとは言われますが、

その兆候すら今のところ垣間見れません。

 

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発情期知らず。

近所の野良猫さんたちが夜中、発情期をお迎えになられたのか

あの独特のうなるような鳴き声をあちらこちらで披露しており、最近寝不足です。

 

フジは7か月のころに避妊手術を終わらせているので、発情期をむかえることなく終えています。

 

外に出すこともないので、必要なのかな?と思っていた時期もありました。

しかしながら、いつ、どこで脱走して子供を身ごもってしまうかもしれないし、

なによりメス特有の子宮の病気のリスクも回避できますので、結果やっておいてよかったと思っています。

 

病気になったらなったで、子供を産んだら産んだで、飼い主にのしかかってくるは莫大な費用。

社畜といえども、泥まみれに働いてもきついものがあります。

 

なんてったて、金がない!

 

そうさ!小遣いも少ないのさ!HAHAHA!!!(大涙)

 

…いつまでも健康でいてほしいものです。

 

 

で、そんなことも初体験な俺ら夫婦。

フジの避妊手術に関しては結構いろいろ調べました。

 

まず、メスの避妊手術は1日入院ばかりです。

日帰りで退院できるところもありましたが、なんか…こわい。

もしなんかあったら…どうすんの!?と思い、入院ができる病院一択で探しました。

 

猫の小さな体は、麻酔をかけるのにもかなりの負担がかかる。

そう思うと、病院に行く前から涙が出てきそう。

 

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どこか連れてかれるのかにゃ?

 

フジはなんのこっちゃわかりませんから、いそいそとキャリーバッグへ入ります。

今ではキャリーに入るのをなんとかしてでも阻止しようと必死に逃げ回るフジですが

このころはキャリーの中に入って寝るほど、キャリーが好きでしたから。

 

選んだ病院は、うちの地元ではかなり有名な動物病院で、

平日だろうが満員御礼。呼ばれるまで結構時間もかかりました。

獣医さんもたくさんいらっしゃって、診察室も複数ありました。

 

先生にフジを託し、帰る俺らを丸い屈託のない純粋な目で見つめるフジ…。

 

「が、頑張って来いよ!!」

 

我が愛しの娘を嫁に送り出すおやじの気分の俺。

 

フジのいないその夜はとても静かで、とってもさみしい気持ちだったのを今でも覚えています。

 

痛くないかな?

麻酔が切れておびえてないかな?

 

翌日、俺も嫁も仕事で抜けれなかったため、ばばちゃん(嫁母)にフジのお迎えを頼んでいました。

 

ばばちゃんによると、診察室へ案内されると奥のほうからフジの高い泣き叫ぶ声が聞こえたんだとか。

運ばれてきて、ばばちゃんを見つけると這い上がって寄ってきたそうです。

 

怖かったのか、さみしかったのか。

ほかの猫ちゃんやわんちゃんなんかとともに一夜を過ごした見知らぬ環境下でしたから

きっと怖かったんでしょうね。

キャリーにはいいても、車の中に入っても、少し低いうなる声で鳴いていたようです。

 

家の中に入ると安心したのか、落ち着きをすぐ取り戻したようです。

 

先に嫁が家に戻っていたので、その時送られてきた写真がこちら。

 

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ばばちゃんのガラケーで撮影

 

な、なんか服着てんじゃん!!

 

「ご飯も超食べるし、走りまわってます」とのLINEが。

 

げ、元気じゃん!フジ!飯食えんのかよ!

 

各病院によって対応は違うんでしょうけども、そこの病院は痛み止めの薬は

肝臓や内臓に負担がかかるとのことで処方していませんでした。

1週間後に抜糸をするので改めてきてください、それまでは傷口を舐めないよう保護着は着させたままにしておいてください、との先生からの伝達を聞く俺ら。

 

「なんかエリマキトカゲみたいなやつ(※エリザベスカラー)つけないんだね?」

「あぁ、あれはあれでいいらしいけど、ストレスになるみたいだから、傷口をガシガシしないなら、別に大丈夫だって~」

 

とか言いつつ、なんだかまだ少しおびえているような、

傷口が痛むのか、ちょっぴりいつもより元気のないフジを心配しつつ過ごしました。

 

翌日、

 

 

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なんか怒ってるし

 

 

なんで保護着脱いどんねん!!!

 

 

朝起きたら、保護着はほぼ裂け、取れかかっており、包帯もビロビロ取れかかってて

その体に巻き付いたビロビロ包帯を追いかけまわしてフジがぐるぐる走り回ってたです。

 

 

いやいやいや!傷口!ちょ…ま…せ、先生ぃぃっ!!!

 

「たぶん体に巻き付いていて、それがストレスでとってしまうんですね~。

若干はかまいませんよ?もうなんならとっちゃってくださっても!おほほほ!

元気な猫ちゃんだこと~!」

 

セ、先生ぃぃぃぃいいいっ!!!軽い!

 

保護着はもう完全に脱がせ、包帯だけ傷口付近に巻きなおしてもらいましたが、

たぶんまた取っちゃうだろうから、その時はもう構いません!とのこと。

 

傷口を舐めすぎて、傷口が開かなかったらもう何してもいいよ!みたいな。

 

せ、、先生…本当…?

 

「そんなことより、こんなにも早く元気になって、よかったですね!

ほかの猫ちゃんでは、病院に入院することがかなりのストレスで性格が変わってしまった、とか、3日ほどご飯食べなかったといった精神面で病院へ訪れる方も多いんですよ。やっぱり飼い主さんと一緒に居られるのが何よりも猫ちゃんの元気につながりますから」

 

 

セ、先生……(涙※情緒不安定)

 

 

そうだよね、

やっぱり元気でいてくれていることが重要だよね。

 

その後も心配することなくみるみるうちに通常運転のフジに戻り、

抜糸も順調に傷口が化膿したりすることもなく、今ではふっさふさの毛が生えそろっています。

 

や~もう、あの当時はまったく知識もなかったので、1コ1コのフジの挙動が心配で心配で。

 

この避妊手術のあと、少し甘えたさんモードが続きましたが、

いつからか、いつものツンモードに戻っていましたし、キャリーに入らなくなりました。

変わらない部分もあるけど、フジにも多少のストレスになったんだろうなぁ。

 

やっぱり安心して落ち着くおうちが1番!

 

これからも、予防接種以外は動物病院のお世話にならないよう健康管理はしっかりしてあげたいと思っています!俺、愛があふれる。

 

これは父性を超えた母性に違いない!!!