ツンデレ猫と辛辣な嫁と社畜の俺。

猫はツンデレーション。嫁は辛辣中の辛辣。そして社畜な俺の織り成すアットホームな日常をお届けします。

ウールサッキングとは?

どうも、俺です、社畜です。

 

 

今日は久々に成長期の猫ブログを書こうと思いまして。

っていうのも、最近復活しちゃったんですよね…

 

「ウールサッキング」

 

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ちゅぱちゅぱ

 

嫁が毛布をやっとこさクリーニングに出し、圧縮袋に入れる前を見計らって

飛びついてきたフジがフミフミを始めながら毛布をちゅっちゅ。

「あ~!ちゅっちゅしちゃった!!!」

せっかく洗ったのに、と毛布吸いをしちゃったこと両方に落胆する嫁。

 

そもそもウールサッキングとは…はいグーグル先生!

 

ウールサッキング(猫の異食症)

タオルやカーペットなど、布や布製品などを食べてしまうことで、

胃に詰まったりすると手術が必要になったりもします。

「ウール食べ」「ウール吸い」とも呼ばれており、原因としては

食べ物が十分でなかったり、ストレス、脳の異常もあげられますが、

子猫のころ、母猫から十分な愛情を受けなかったりした子は問題行動を起こすことになります。

 

 

うむ。

もうフジが当てはまるものは、「母猫からの十分な愛情」でしょう。

 

生まれて間もなく母猫から強制的に離され捨てられてしまっていますし、

兄弟猫とも離れ離れになっていますから。

母猫からの愛情不足、また兄弟猫たちとの遊びの中で培われる猫の社会性も身についてないまま捨てられているので、例えば噛む力も加減を知りません。

嫁がいらんことをして噛む時も、若干加減はしているもののやはり強く、甘噛みは甘えたり要求以外には見せません。

 

狩りの仕方ももちろん知らないので、「動くものを捕まえたい」という猫本来の本能は働きますが、「食べる」ためにではなく「遊ぶ」ためのものなので

たまに小さい虫を見つけては遊んでいますが、決して口にはしません。

それにどんくさい性格が相まって、途中で捕獲をあきらめたりもします。

 

生きるための狩りを知らないんですよね。

 

母猫からの愛情を人間が補うことはできるにしても、やはり限りがあり、

母猫でないとできない部分は大きく割合を占めています。

 

毛布の温かくて柔らかな素材が母猫を思い出すのでしょう。

またフミフミする理由もはっきりとした原因こそわかりませんが

母乳を刺激する行動とも呼ばれています。

 

眠たい時や甘えたいときに寄ってきてはちゅぱちゅぱしています。

まさに至福の時のようにリラックス。

 

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ちゅぱちゅぱ初期。(ソファーのマルチカバー)

毛布だけでなく、マフラーや嫁のちゃんちゃんこ、ひざかけなど

柔らかくてあたたかな素材のものならなんでもちゅぱちゅぱします。

 

気が付くと「ヨダレまみれやん!」な状況。

ストレスの軽減にもなっているようですし、布を食べたりすることはなく吸っているだけだからとやめさせるのもかわいそうだなぁと思ってしまいますが、布の繊維などを飲み込んでしまうこともあるようなのでできればやめさせたい…。

 

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俺の服をちゅぱちゅぱ後、寝落ちる。

 

夏場は部屋の中から布製品が一切なくなりますので安心なんですが、冬ですね。

毛布、マフラー、ひざかけ…冷え性の嫁のちゃんちゃんこ…なくてはならないものばかり。

フジがちゅぱちゅぱする対象物ばかり。片すわけもいかず。

 

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マフラーをちゅぱちゅぱ後、寝落ちる。

年齢を重ねるごとにそういった行動も起こさなくなるようですが、フジはまだ3歳。

まだまだ大人になりきれない子猫のような性格のまま。

 

なので、できるだけ俺らがいる間はいっぱい遊びまくって疲れさせ、毛布吸いする気力を残さないまま爆睡させ、いない間は毛布も布製品も一旦押し入れにしまいます。

 

もうこの繰り返しが必要なんじゃないかと。

さみしい気持ちやストレスは遊んで発散!甘えたいときはなでなでする。

できる限り要求を見極めて、毛布吸いに頼らない環境作りも大切かと思います。

 

また、紐も好きなので、紐のおもちゃは遊んだらすぐに片づけます。

またマフラーの端についている紐状のデザインのものはすべて嫁がはさみで切って処分していました!(ちなみに俺のマフラーを俺に断りもなく)

斬新なデザインだね…その勢いの良さに拍手しかでねぇよ!

 

誤って誤食でもして苦しい思いなんてさせられませんものね!

飼い主の努力も必要とされます。